4月24日(日)車椅子卓球教室を開催しました。
この車椅子教室は施設の環境事情により異なりますが、T.T Laboは全面フロア、全台バリアフリー対応の卓球施設であり、多くの車椅子プレイヤーの聖地ともなりました。 民間の卓球場では特に環境面でのハードルが様々あるので、開催が簡単なようで難しいのが実情ですが、それが出来るのが『T.T Labo』 当初は毎月開催の予定でしたが、新型コロナウィルス事情を鑑み開催を延期。ですが、自粛期間中の参加予定者の熱意が変わらず、最近ではようやく毎月開催することが出来ました。
今回は全日本肢体不自卓球協会 野中 直広新監督、新井 卓将コーチ、山本 恒安 T.T Laboアドバイザー、渡邉 剛ヘッドコーチも加わってくださり、車椅子プレイヤーへの熱い指導をいただきました。
身体に障害を有するプレーヤーへの指導ですが、同じ車椅子でも身体の状態は皆それぞれ異なるので、その人に合った指導が大前提となります。
ですが、その障害による身体の状態を見抜くのはいかに卓球のプロであってもなかなか出来るものではありません。
そこはこれまでのT.T Laboでのコーチ経験を最大限に活かし、且つ障害者スポーツトレーナーというその道のプロにもご協力いただくことで、ただ卓球を指導するだけでなくその人に合ったスタイルで指導を行い、「より卓球を楽しんでもらおう、自分自身の可能性を実感してもらおう」というのがこの教室の趣旨でもあります。
今回の参加者もプロコーチの指導をほぼマンツーマンで受け、きっといつも以上に疲れたと思います、そして楽しかったと思います。 終わったときの笑顔に、コーチ陣も喜びを得ると共に、次への課題に向けての強い刺激を与えてもらいました。